久々に感動した思い出

ハッピーバレンタイン!

 

今日さ2/14でバレンタインの日じゃん

 

とりあえず朝筋トレに行ってそのまま彼女と動物園~南禅寺デートをしたのよ

 

んで夜ご飯なに食う?ってなって

 

彼女が美味しいそうなお店探してくれてそこに行ったわけ

 

そしたら

なんか工事みたいなのしてて空いてなかったのよ

 

 

え、どしよ?

ってなって

 

選択肢は中華料理屋の食べ放題かカウンターのお店2択に絞られて

 

 

ソクローは食べ放題が好きだったから

そのお店に決定したの。

 

そのお店は地下にあって、階段降りてちょっと進んだとこに存在してた。

 

 

んでなかを見てみると

もうだれもいないのね。

 

もう本当に0人。

 

ZEROーー

 

 

とりあえず入り口の大きなメニュー表を見ながらどうする?の作戦会議。

 

 

その合間にちらっとおじさんの店員さんと目があったけど声もかけてこず知らんぷり

 

 

なんか感じ悪いなーと思いながら

どーしよ?と彼女に聞く

 

 

そしたら

 

面白そーだしここにしよか!

とのこと

 

 

いざ入店。

 

とりあえずさっきのおじさんに声をかける。

 

ちょっと愛想がよくてほっとした。

 

 

おじさん店員「平日の昼間は観光客でいつも人気なんですが夜になると帰っちゃうのでいつもこんな感じです。お客さんが来てから作り始めるので出来立てが楽しめますよ」

 

 

席に案内されて着席

 

おじさん店員2が現れる

 

おじさん店員2「サービスでお酒一杯つけますよ」

 

おれ「おぉ!じゃあビールで!」

 

おじさん店員2「了解です!あっよかったらこれもおつまみでどうぞ!」

 

大量のチーズとピーナッツが出される

 

おれ「おぉ!ありがとうございまーす」

 

 

チーズは岡田さんのモテる食事で取り上げられて以来毎日食ってるからすごい嬉しかった。

 

 

その後も

一つ一つの料理が出来上がるたび

大きな声で知らせてくれて、

なおかつ本当に出来立てで美味しい!

 

 

90分制だったがお客さんが俺達二人だったため2時間いても何も言われなかった。

 

 

またバレンタインだからといって

ワインも出してくれる心意気。

 

普通にこの店が気に入った。

 

彼女もゼミ飲み会ここにしよー!とか言ってたし、おれもまた来よう!ってなっていた。

 

しかし残念な報告が、、、

 

今月の28日を以て閉店するらしい。

というのも

上のホテルが廃業になったらしくて

生き残ってる店もここだけになったからだ。

 

今月をもって京都からも撤退すると述べてくれた。

 

 

あと1ヶ月で卒業を控えている俺にとって最近、別れについて考えている。

 

 

別れは本当に悲しい。

またナンパをして出会いが増えているからその分だけ別れの数も増えていく。

 

また生きているうちにこの人とは何回会えるのか?って考えたときに

 

もう会えないひとや多くても10回とかって考えるだけでも悲しくなる。

 

 

そのなかで

また来たいなーと思っていたのに今月で閉店と述べられたらとても悲しくなった。

 

 

最後に特別にアイスまで出してくれた。

 

本当にお腹がはち切れるくらい食べさせて貰った。

 

 

食べ放題一人2000円

二人で4000円に対して

 

1から何10種類の料理を作ってくれた。

親切にできたら大きな声で知らせてくれた

またビールとワインを無料で提供してくれた

アイスも提供してくれた

 

 

光熱費や人件費、食品、酒代、もろもろ

合わせてその日は赤字だろうと思う。

 

 

 

セコい人はやっぱ数字だけ見ちゃうんだよね。

 

俺達二人を入店させたらトータルの面で赤字になるから

 

入れさせないように接客をおろそかにしたり、料理もあんまり作らなかったり、わざと料理を減らしたり

 

 

でもね

この店は違った。

入店の際も「お客さんが来てから作り始めますので出来上がりが食べれます!」

 

とこちらのメリットになることを言って迎えてくれたり

 

サービスでお酒を2杯も提供してくれたり

 

全ての料理を全力で作ってなおかつ大きな声で知らせてくれたり

 

 

至り尽くせりだった。

 

そしてそのサービスのおかげで

 

俺達二人の頭のなかでは

「ゼミ飲み会でここを使おう」

「今度みんなを連れて来たい」

 

といったらインフレスパイラルを起こすきっかけになるんだってこと。

 

 

まぁ今月で閉店するからっていう概念も存在するだろうけど

 

 

目先の利益より長期的な利益の大事さに気づかせてくれたよ。

 

いとさんのいう

遠回りこそ近道みたいな

 

 

結局お客さんは俺達二人だけだったけど

 

最後に自分達も頭を下げて

「至り尽くせりやってくれてありがとうございます!」

と。

 

 

なんか久しぶりに心が温まり、ほっこり、お腹はぽっこり

 

と笑顔で退店できたっていうお話。

 


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ぼくの好きな本、本当にオススメな本と重なる部分がたくさんあって

 

お風呂で今日の出来事を思い返して、感動して、ブログに書こうと思ったのでした。

 

ソクロー